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個別記事の管理2013-04-22 (Mon)
こんにちは。

店長のつのだ かずなりです。

今回もよろしかったら中国珍道中回顧録におつきあいください。

前回のつづき。

無事に駐車場に到着。

青年は数台先のホンダオデッセイを指さし

『あの車ですよ』

といった。

青年は後ろのオデッセイの後部ハッチを手で コンコン☆

運転者に『あけてくれ~』といっている雰囲気。

反応がない。

もういちど コンコン☆

運転手がおりてきた。寝ていたらしい。

運転者はおもむろにハッチを開けて、青年になんか言った。

『☆※@○◎+-☆』

何言っているのか、いろいろと想像したがこのときはわからなかった。

『遅かったじゃないか』『カギがかってないからこうしてあくだろ』『ねちゃってたよ~』

このうちのいずれかと思う。

私は運転手に

『你好・ニーハオ』

と挨拶した。

運転手は

『ダイジョウブ』

と日本語で返してきた。

???

は?ダイジョウブ?

このタイミングでどうして?

頭の中???のまま 車は一路義烏市へ。

空港からはすぐに高速道路。

一見、日本のそれと変わらない。

高速の標識や案内版も緑が主体で日本と似ている。

しかし、すっとばす。

車線変更でウインカーは絶対つけない。

いつでも押せるように、常時片方の手はクラクションに添えられている。

案の定、進路を少しでもじゃまする車には、容赦なくクラクション攻撃。

すこし怖くなって、何キロでてるのかな?と思い

メーターをのぞき込んだ。

0km

針は一ミリも動いていなかった。

そのことを青年に伝えて運転手に聞いてもらった。

『壊れているみたいです』

『そうですか』

会話は膨らまなかった。

私と青年のやりとりを聞いていて、運転手が言った

『ダイジョウブ』

どうやら不安がっている日本人に発すると効果絶大の言葉

『ダイジョウブ』

この運転手は習得しているようだ。

しかし不思議なことに『ダイジョウブ』を連発されると

気分的に『ダイジョウブ』じゃなくなってくる。

私はもちろん後部座席に座っていたがだが、ふと 身の危険を感じて

シートベルトをつけようとした。

青年も必死に探してくれた。

わたしの 命のベルトがなかなかみつからない

シートと背もたれの間にはさまっているかもしれない。

青年も必死に探してくれた。

これを見ていた運転手が なんか言った

『☆※@○◎+-☆』

なんて言ったか青年にたずねると

『この車を中古で買ったときからそこのベルトは壊れていたから、とった』

らしい。

わたしの命は、生まれて初めて今日出会った『ダイジョウブおじさん』

に託されることになった。

荷物積み過ぎで傾いているトラックの数十㎝となりをすり抜け

身動きが出来ないほどブタのつまったトラックをクラクションでどかし

路肩も1車線として十分に活用しながら

猛スピードでオデッセイはつきすすんだ。

青年が少し笑いながら話しかけてきた

『中国で車が一番先に壊れるところ、つのださんはしっていますか?』

しらない。。。。

『どこ?』

と訪ねると

『クラクションです』

と答えた、使用頻度が高く押しすぎで すぐ壊れるという。

日本では主に道を譲ってくれて『ありがとさん』の意味の

愛情表現である。

しかし中国ではクラクションには

《どいてくれ》の意味の他に《ここに私がいます。気をつけてください》

の意味もあるという。これについては何となく納得。

高速から見える景色。

見渡すかぎり平地。広い。

b042201 (2)

しばらくして青年は私に

『トイレ休憩しますか?』

と言ってきた。

トイレもそうだが、さっき 落ちついてタバコがすえなかったので

『御願いします』

と伝えた。

SA(サービスエリア)についた。日本と似ている。

食事処があり、ガソリンスタンドがあり、広いトイレがあり

お土産が売っていて、ロードマップ、観光案内もある。

露店もある。私と青年は一緒にトイレに行った。

小の方は区切りとか便器がなく壁に打ち付ける感じ。

これは、まぁ昔(いまでもあるところにはある)では日本でも普通。

でもふと振り返ると、個室の方は8つあるうちの4つが

ドアがない。

しかもはずれている個室?に人がいる。

しかもこっちむいてしゃがんでいる。

一人と目があった。

でも相手は普通。なんにもなかったかのような顔をしている。

私は 青年に尋ねた。

気にしないようにしようとも思ったが、スルー出来なかった。

『どうしてドアないの?』

『どうして こっち向いてしゃがんでいるの』

『恥ずかしくないの?』

我を忘れて、矢継ぎ早に質問した。

まず

都市部を除き、ドアは無い場合が多い

かろうじてドアはあっても、カギについてはかなりの確率

で破壊されている。

手前に向いて座るタイプが多い。

恥ずかしくはない。

とのこと。

もうすこし、つっこんで聞いてみた。

ドアがなければ、空室かどうか一目瞭然だという。

ノックする手間が省けると言うことか。。

理解できないが、理解したことにした。

もう、この問題で悩んだり、不思議がることはやめようと思った。

トイレを出て、青年が私に

『臭豆腐食べますか?』

と聞いてきた。どうやら露店で売っているらしい。

『なにそれ?』

と私。

なんでもくせになる味だという。確かにのぼりに『臭豆腐』とかいてある

近づいてみた。

くさっ!!!!

なんとも言えない独特の臭さである。

b42202.jpg

でも、日本だって『くさや』『古漬け』『納豆』など普通に

考えたら臭い食べ物は普通にある。

でも、私達はおいしく食べる。

《これがいいんだよ~》って

だから、否定はしない。臭豆腐。

でも私は食べない。食べることが出来ない。

ごめんね。

青年に伝えた。青年も理解してくれた。

車に戻って座席に座った。

くさっ!!!!

別行動していた、運転手が《臭豆腐》を3串買ってきていた。

満面の笑みで青年に2串渡した。

多分1串は、私専用だと感じた。

彼は笑って運転手に何か言った。

《この日本人は臭豆腐が苦手らしいです》

多分、こう伝えてくれたと思う。

すぐに運転手は私に言った。

《ダイジョウブ♪》

つづく
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